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インプレ 雑記

ノリーズの隠れた名作『インザベイト バス』インプレ

わぎ

自転車での日本一周をきっかけにバス釣りに目覚めて、現在は松戸近郊で日々おかっぱりを楽しむおじさん。最高サイズは琵琶湖で53cm、近郊では47cm。好きなメーカーはノリーズ

ノリーズのルアーインプレをする際に「一番に紹介したい!!」と思っていた隠れた名作であり、使い手を選ばない最強ルアーであり昨今テールスピンジグが近隣フィールドで注目を浴びている……つまり松戸近郊で釣りをするなら最もホットなルアーが『インザベイト』である。

インザベイト バス

公式商品ページはこちらから

重さ値段
7g950円
12g950円
18g950円
カラーバリエーション

インザベイトの強み

まず一番の強みとして上げたいのが他のメタルバイブやスピンテールジグで発生しやすい『フックやブレードが絡んでしまうムダ打ちがほぼ無い』にも関わらずフックが小さいわけではない。むしろ大きめであり良くも悪くもコイやフナのスレがかりも多かった。

このフックの大きさでもライン絡みやフック絡みはほぼ無い

更に特徴の一つとして「クリスタルS」でも使われるノリーズVブレードの存在感と強烈なフラッシング。巻き心地も良くスピナーベイトに負けないブルブルとした振動で巻く楽しさを味わえるのもアングラーとしては嬉しい点だ。

インザベイトの弱み

まず宿命として上げられる『根掛かりの多さ』である。使い慣れないうちは着水時の一瞬の油断で根掛かり……なんて経験が筆者は多発しておりました。またブレードの強さの影響かリフト&フォールの動きには強い魅力は感じられない。

更に最大の弱点としてあげられるのは圧倒的な品薄!

ノリーズの扱いが手厚い近隣店も5種類以内の扱い、正直10種類以上の扱いをしている店舗を見た事がないですし、そもそも置いてある事自体がレアであることからオークションなどでの入手が主である。(その関係から正直オススメしたいけどオススメしたくないルアーナンバー1である)

動き

伊藤巧プロの動画でも仰ってますが、筆者自身も感じたのは横の動きの強さである。つまり何も考えずタダ巻きが最もルアーのポテンシャルを発揮出来る使い方で間違いないだろう。

↓水中動画が見られる貴重な映像がこちら↓

晩秋の急に温かくなった日の手賀沼で、表層早巻きで小バスが6匹連発したのは良い思い出。

インザベイトの出しどころ

筆者が一番好きなのは、夏の表層早巻きや中層タダ巻きである。ルアーパワーの強さを信じてウィードの上を巻いたり、カバー沿いを巻いてくると良い反応を得られる事が多い。

しかし表層や中層だけではこのルアーのポテンシャルを最大発揮しているとは言えない。

筆者は秋~冬にかけてダブルフックに変更してボトムをトレースして巻く使い方も良くする。それでも根掛かりは多いので使うフィールド、状況は選んだりする必要は多少あるが、強気に攻めたりウェイト毎の使い分けやフックの付け替えをすることで他のアングラーとは違ったアプローチになり得る。

追記でこれは勝手な印象ではあるが、近年ハイプレッシャーフィールドほどスピンテールジグに反応するバスが多い印象を受ける。もしかしたらスピナーベイトに反応するバスがそのボリュームを嫌がっていると言う状況がハイプレッシャーフィールドでは起こっていて、そこでシルエットは小さくスピナーベイトの波動を持っているこのルアーがとてつもない効力を発揮しているのかもしれない。

ウェイトも7g、12g、18gと豊富で広い野池からシャローフラットな河川でも活躍の幅が広い。

インプレ

今までで5個ロストしている筆者ですが、その半分が使い慣れていない頃……着水からリーリングまでがもたついた時の根掛かりでした。

それぞれの重さも試してみましたが、近隣フィールドでは水深3mを超えるポイントの方が少ない関係上、購入するなら7g一択となりつつあります。カラーに関しては選べないというのが現状ではありますがブラック、金系が最も釣果が上がったカラーです。もし手に入るならばソフトシェルやオーバーフロー、マットブラックタイガーを購入したいのですがヤフオクですら見かけた事が無いです(苦笑)

タックルセッティング

タックルライン
7gL~ML6lb~10lb
12gML~M8LB~12lb
18gM~MH10LB~16lb

チューニング

  • ダブルフック
  • ブレードをコロラドに変更(クリスタルSのブレード)
  • ブレード無しチューニング

実際にチューニングしてみて面白みを感じたのはコロラドブレードに変更ですね。波動が強くなるので、濁りが強くなったタイミングで浸かってみたい物になっています。逆にブレード無しはフラフラと不規則に動き回るので面白さは感じましたが……。

使いどころ

表層中層巻きならフィールド選ばず使え、ボトム付近を巻く際はダブルフックに変更するか沈み物が少ないポイントでのみ使用しています。最も輝く時期は冬……と思わせて最高のシーズンは春や秋頃だと思っています。メタルバイブなどとは違いリアクションで釣る方法は向いていなく、ドラッギングをする環境もない事が大きく影響していますね。

更に言えばハイプレッシャーなフィールドでこそ自分は思い切って使う事が多いです。横の動きに強く、大きすぎないシルエット、そしてカバーからバスを連れ出すルアーパワーは『最終兵器』として扱っていいでしょう!

現在の在庫有りのネットショップ

マルキュー marukyu インザベイトバス br2 4269

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ノリーズ インザベイトバス Fエコ 7g 2018年カラー (ブラックバスルアー スピンテールジグ)

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まとめ

如何だったでしょうか? ここ2年ほどこっそり使い倒していたインザベイトバスですが、スピナーベイトに苦手意識がある方やスピナーベイトだとシルエットが大きすぎて……と言う状況でこそ輝くこのルアーは持っていれば必ず使いどころが出てきます!!

カラーを選ばなければ現状Amazonなどでも入手が可能なので、気になるカラーの物があれば是非購入して使ってみてください。

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