釣行記録

過去釣行(琵琶湖2019)

わぎ

自転車での日本一周をきっかけにバス釣りに目覚めて、現在は松戸近郊で日々おかっぱりを楽しむおじさん。最高サイズは琵琶湖で53cm、近郊では47cm。好きなメーカーはノリーズ

琵琶湖 総集編

朝、奇跡のナイト8時間で起きられた俺のモチベーションの高さは言うまでも
ないだろうが、竿が無ければ釣りもできないのである。
予定だと一週間は琵琶湖に居るもんね~。

散々どうしようか悩んだのですが、私自身釣りをしないで琵琶湖から離れるなんて
選択肢は全くないわけでありまして、とりあえずはタックルベリーに行こうと決意
しかしそのタックルベリーが湖岸沿いにないし、なんだったら10kmはあるしと
悲しい気持ちになりながらも11時オープンだと考えると割とちょうどいいかと
あえて湖を見ないように走るわぎ。

無事に11時ジャストに到着したタックルベリー

ちょっと値が張るが堅めでシマノのロッド7000円にするか、どこでも買えて
小学生や中学生が好む2000円の安物ロッドにするか……珍しくルアーなどには
目も向けずに悩んだ結果

2000円の安物ロッドを買いました!!
名付けて「少年ハートロッド」を 手に入れた

さぁ、今日は日本一周中断中の人が琵琶湖に住んでいて彼と会う予定なので
タックルベリーから南下しつつ釣りをしていくぞぉ~!!

ふふっ、釣り竿を持っているだけで湖が輝いて見えるぜ。

琵琶湖って芸術品っぽいのすんごい置いてあるんですわ。
なんかわかんないけど惹かれる

んな所を見たって心の中ではバスを求めている訳で、どんな事案よりもバス釣りを
最優先して自転車を止めてはキャストをひたすら繰り返す。
っと、事前から「デカバスは岸に寄るんだぜっ」と聞いていたので岸沿いを投げて
いるとまさかの目の前まで50cmオーバーはありそうなバスが追っかけてきてる!

~脳内~
「止めて沈めて食わせるか!? しかし水深30cmもない浅瀬だぞ!?」
「いや追っかけてきてるんだからアクションしたら食うだろ!」
「このまま巻き続けるのが一番安パイだろ!!!!」

結果
そのまま巻き続けたら、足元で見切られました……。

この悲しみがあふれる写真よwww

この後何度も投げてみるが、バスが追っかけてくる事もアタリもないので諦めて
移動していると……

いや、めっちゃバスおるやんけ……。
40cmは絶対越えてるけど距離があるからもっとあるかもな……。

~脳内~
「ここはサイトフィッシングの実績があるフリックシェイクだ!!」
「さっきは魚系のワームに追いかけてきたから同じのを使うぞ!!」

さっきと同じワームを投げた瞬間、チラ見をして逃げられました……。
巻いて興味を持たせられるワームと落として興味を持ってもらえるワームは別
なんじゃぁと後悔する。

ふぅ……蝉の抜け殻がなる木を眺めながら休憩

でも琵琶湖はバスが、それも思いっきりデカいバスが居て興味はもってくれる!
そう思うとテクニックや知識を試されているって感じがあって、これは確かに
琵琶湖のバスに魅入られるみんなの気持ちがわかりますわ……。

とかなんとか浸っていると、今日会う予定だった山下君から連絡が!

「1時間後に快活の近くで会いましょう!」

間に合うか!?!?!?www
そこからは釣りもせず、一応ポイントだけ頭に入れつつもひた走る!!
無事に山下君と4時に合流!!


前日に立ち寄っていたんですが、快活のすぐ横にある釣り具屋がまさかの
バス釣り系の商品だと関西1の品ぞろえだったらしい!

ここからは写真も取らずに琵琶湖のポイントを釣りしながら3時間ほど案内して
もらうわぎ!! 実際デカバスに何度も遭遇したり、口を使わせたりもできたの
だが釣り上げるところまでは成し遂げられず……。

せっかく色々案内してもらったり、キャストを譲ってもらったりしながらだったの
に本当に申し訳ないと思いながらも夜の色が濃くなってきたので元の場所に戻って
今後の予定を立てる二人。

すると外からバーンと花火の音が!
今日は琵琶湖花火大会の日で、テレビ中継されて関西の人が結構集まってくるくらい
には大きな花火大会らしいのだが、我々はガン無視で釣り具屋の中へwww

色々ルアーなんかも紹介してもらいながら、時間も良い感じになったので明日の朝だけ
一緒に釣りをする約束をして別れる。

帰っていく山下君を見送ったあとは、その場に座り込み実家と建物の隙間から漏れ出る
光を数分眺めていた

なんだかしょんぼりした気持ちになってきた
今日は治安がやばい可能性が高いから快活に泊まったほうが良いというアドバイスに
したがって快活のオープン席で何とか寝ようと頑張るわぎだった。

~2日目~

おはよ~~~~~~!! 6時に集合しました、寝られてないですwww

山下君が最もお勧めするポイント(呼称:最強ポイント)に向かうと見事にデカバスが
居て二人で格闘するも一回食わせてフッキングの甘さからバラすという結果に……。
その後も昨日とは違う近辺のポイントを3時間ほど案内してもらい、山下君は免許を
とるために学校に向かうらしいのでお別れ!
お別れはいつも釣り具屋ぶんぶん

さて、ここは俺のフリーダムタイム!!
山下君から教えてもらった、テクニック、ポイント、ルアー選びを見事に使って
デカバスを釣ってやるぅううううう!!!!

最強ポイントに赴き、サングラスもないので居そうなポイントをしらみつぶしに投げて
行くとデカバスがすい~と泳いで行って草の下に潜った……!
潜ったということは今休憩中というか警戒心は薄い状態になったはず!!

さて、ここの一投目が一番大事な訳だが何を使うか……。
あえて山下君は何も言っていなかったワームを使って新鮮味から食うかもって作戦も
ありだな~とブルーギル系のワームをちょんがけで目の前に落としてやると。

ぱくっ

(あ、あ、いや、慌てるな……飲み込むのを待て……まて……待てない!!!!)

思いっきりフッキングしてやると見事に成功!!
絶対逃がすもんかと川辺に下りて身体半分を投げだしてキャッチ!!
……デカいけど全然ひかなかったなぁwww
しかし、見よ!! この圧倒的頭のデカさ!!

図ってみるとわぎの記録更新、夢の53cmほどでした!!!!

わぎの「少年ハートロッド」は進化して「青年50ロッド」になった!!
すぐさま山下君に釣れました報告を送って、少し浸る。
いや琵琶湖で50cm結構見たからなんか新鮮味はないんだけど、それでもやっぱり
50オーバー釣ったってかなりうれしい事なんすよ。

しかし身体ひょろいかこいつwww

ふぅ……。

さて無事釣れた訳ですが、一匹で満足するほど俺は小さくはないぞ!!
教えてもらったポイントをガンガン回っていく!!
ちょっときわどいポイントにも、切っても良いという強い気持ちでキャスト!!
引っかかってもこうやって、ぶんぶんやってれば取れ……。

( ^ω^)・・・

「青年50ロッド」 は 折れた

折れたぞっぉぉぉぉぉぉぉおぉぉおぉぉぉぉお!!!!
ぐぞおおおおおおおおおおおっぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
SKRさんがツイッターで言ってた「安かろう悪かろう」が脳裏をよぎる!!

……、まぁしゃーない!!
さてまたタックルベリーに行くのはダルすぎるから、山下君が案内してくれる
って言ってた中古釣具屋……お店の情報は教えてもらい忘れたんだが

「わぎは 高度なネットサーフィンを 行った」

様々な情報を加味しておそらくはそうであろう釣具屋を発見したので向かうと
噂通りにめちゃくちゃ安いし品ぞろえも良い!!


早速店員さんにお勧めのロッドを聞いてみるとすげ~対応も良い!!
最終的にシマノのロッドか、メジャークラフトのロッドかで悩む……今後海でも
釣りしたり50オーバーを釣ると考えると堅めの竿の方が良いかと後者のロッドを
選択。しっかりと二つに分かれることも確認しましたwww

すげ~気持ちよく買い物ができて、幸せいっぱいで釣り開始
この日は結局見えバスが居ただけで釣る事が出来ずでしたが、人生初の50も釣れて
素晴らしい釣り具屋にで出会えて幸せな一日でした。

南湖と言って琵琶湖の南側でも有名な人工島のポイントでテントを張って寝ていると

「やぁ、今着いたぞ」

もう暗くなった夜の川に現れたのは、つい昨日まで旅人の祭典ねぶた祭に参加していた
山口県の野池バスハンターのいちこさん!
ここから3日ほど一緒に釣りをする仲間だぜっ!!

明日は何時から釣りをするかとか、ねぶたの話とか前に出会ってから1か月以上
積もる話に花を咲かせながら夜も更けていった。

~3日目~
野池ハンターの朝は早い(4時)
昨日は朝まずめ攻めるって言っても6時だったのに、これはおっさんたちと若者の
違いなのかと自問自答しつつ、いちこさんとの一日がスタートする!!

とは言っても攻めるポイントは昨日と変わらず、山下君に教えてもらったポイントを
今度はいちこさんに伝授するというw
ウィード濃すぎるぞぉ……とは言ってもこれを攻略してバスを釣るのが琵琶湖の
バス釣りと言っても過言じゃないんですよね!

結局、最強スポットでいちこさんが食わせるもすっぽ抜けるだけでしたwww
途中荷物をイオンに預けられるという事に気づいたいちこさんが小躍りしてたり
一緒にファミレスに行くと、クリオネに伝わる謎の芸を披露したりwww

手を使わずに口に入れたつまようじを鼻の穴にぶっさすいちこさんw


楽しく過ごしたら日は暮れて、夕方前には山下君も合流!!

なんとオリジナルカラーに塗装したルアーを頂いてしまいました!!
大事に使わさせてもらいますっ!!

「あっ、釣れる気がする」

そう呟いた山下君は最強スポットを攻めに行って

「ん? バスだわ!」

目の前まで追ってきたバスをエイトトラップというテクニックで見事キャッチ!!

これがテクニックの差かと2人ともテンションだだ上がり!!
エイトトラップで初めて釣った山下君もテンションだだ上がりwww
三人でお祭り騒ぎのまま、快活の目の前にある唐揚げ屋さんへ!


明日から一日釣り大会しよーぜという話になりました!!

第一回 ドキッ!!旅人だらけの釣り大会
・40cmオーバーのバスの数

俺といちこさんは33時間の釣果ですが、山下君は仕事があるので仕事終わりからの
10時間だけの釣果というハンデ付きwww

なんか久しぶりに一人で釣りをするな~と思いつつ、快活に入りいつものオープン席で
翌日の予定を組み立てるわぎであった。

~4日目~

さぁ、教えてもらった全てを。
俺がここまで培ってきた全てを見せつける日がきたぞぉ~~~~!!

朝からバスが良そうな場所をひた走りまくる!!
いちこさんも山下君のサブママチャリを借りたので機動力に差はないだろうけど、
やはり動き回ってバスが居る場所に行くのは最も大事なことや!!

走ってはいろんなルアーを試して投げ込む!!

50オーバーのバスが目の前を悠々と泳いで行くが、何を投げても反応しない……。

焦りが心を支配して、ドンドン謎の仕掛けを量産していくw

結局、珍しく見えバスも1匹しか見られないというダメダメDayで18時には
いちこさんと合流してまったりwww
11時からやってくる山下君を待っていたが遅れそうだったので、近くのスーパーの
陰で二人で地べたに寝転がり仮眠w

1時頃にやってきた山下君と三人、夜の川辺を走る。
沢山の釣り場を回って、星が煌めく夜空を見上げて流れ星を見つけてテンションが上がり

わいが投げたフロッグでばっこん魚が出るも切れたり

青春のような時間を過ごして、3時には解散。
快活のオープン席で明日の別れの時を待つのであった。

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